2014年3月7日金曜日

MotoGP:ファクトリーとオープンの中間クラス創設?

http://www.asphaltandrubber.com/motogp/motogp-intermediate-factory-2-category-rule-change/

こういうのは「アホか!」と言ってやれば良いと思う。
ヤマハのオープンクラスが「事実上のファクトリーだ!」とか、
ドカのワークスチームがオープンで参戦することを決めた途端
妙に速くなったとかで、ホンダが激怒しているらしい。

現在、ファクトリークラスは
 1レースあたり20リットルの燃料、年間のエンジン5基まで
 しかもシーズン中のエンジン開発禁止
という規制の下で戦うことを条件に共通ECUソフトを使わなくてよいが
オープンクラスは共通ECUを使うことが義務化されるかわりに
 1レースあたり24リットルの燃料、年間のエンジン12基まで
 シーズン中のエンジン開発もOK。

本来なら、これだけ違うとエンジンパワーがまるで違い
勝負にも何にもならないはずだが、
ホンダは独自のソフトを使えるメリットは
それを上回ると考えていたようである。

しかし、独自のECUを使っても、ドカの場合
コーナリング速度が上がるわけでもない。
それなら、エンジンパワーが稼げるオープンの方が
競争力が上がるのは道理というものだ。

最初は、馬耳東風を決め込んでいたかと思われたドルナだが、
さすがに世界のホンダのクレームはドルナも無視できなかったらしい。

そのため、ドルナはファクトリーとオープンの
中間のクラスを創設することにしたようだ。

オープンクラスのチームが
 ①優勝した場合
 ②2位を2回とった場合
 ③3位を3回とった場合
オープンクラスのチームは「ファクトリー2」
というクラスに移行する。

ファクトリー2は共通ECUが義務付けされ
 1レースあたり22.5リットルの燃料、年間のエンジン9基まで
 シーズン中のエンジン開発もOK。
ということで、両者の中間の規定となる。

正式には、後ほどドルナから発表があるが、
そもそもが、複数のカテゴリーなんか設けるから
こういう複雑なことになる。

シンプル・イズ・ベスト

・・・・ま、こんなことを言っても仕方がないが、、、、

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