現在、日本の免許システム上、大型バイクは401cc以上
ということになっている。
しかし、世界の実勢や、メーカーの品ぞろえを見ると、
大型と言えるのはリッターまたはそれ以上で
600~800ccクラスが中間排気量、250ccは小排気量
というのが適切な区分だと言える。
われわれ日本人にとっては、
「ナナハン」という名で呼ばれた750ccクラスは、
それなりに思い入れのあるはずの排気量だが、
800ccのバイクがあちこちから発表されている現在、
なんとも中途半端な排気量になってしまっている。
そのため、カワサキもZ750をモデルチェンジに伴い
Z800に改めることとなったのは
当然といえば、あまりにも当然な決定。
もちろん、日本だって、若い人は750ccなんかに
さしたる思いは無いだろうが、若いころ、750という数字を、
ちょっとまぶしく見ていた自分たちの世代にとっては、
Z750が消えたのは、少し複雑な面持ちである。
と、同時に、こんなにどんどん排気量がアップしていって
はたしてよいのだろうか?という思いもある。
たしかに、排ガス規制や騒音規制の影響もあるだろうし、
排気量を上げることで、トルクアップにつながり、
運転も楽にはなるだろう。
ユーザーが求めているという側面もある。
そして、「パワーはいらないから、軽いバイクを!」
というユーザーには、250ccクラスがある。
とはいえ、サーキットを走るわけでもないのに
こんなバカみたいなパワーがあっても?
という風には思わないだろうか。
写真は以下から。
http://www.asphaltandrubber.com/bikes/2013-kawasaki-z800-official/#more-34789
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