2012年9月10日月曜日

カワサキがまた勝った(EWC:世界耐久)





世界耐久(EWC)は、今年度
第1戦 ボルドール24h
第2戦 ドーハ8h
第3戦 鈴鹿8h
第4戦 オッシャースレーベン8h
第5戦 ル・マン24h

で争われた。24時間レースと8時間レースが混在しているが、
24時間レースで勝つと40点8時間レースで勝つと35点、
というふうに、24時間レースの勝者には8時間レースの勝者より
少し、ポイントが有利になるようになっている。

ル・マンを終えた時点で、ランキングトップはS.E.R.T。
耐久王のスズキが、今年もチャンピオンを取った。

だが、今年は去年までと異なり、
スズキ以外に、カワサキ、BMWが台頭してきており、
スズキの圧倒的有利という状況とは言えなくなってきた。

特に注目すべきは、初戦のボルドールと、ルマンの
24時間レースを制したのが、どちらもカワサキだったことである。

残念ながら、カワサキは24時間レースにしか参戦しておらず、
ランキングという点では5位に沈んでいるが、
24時間レースを両方制したことから、
事実上、カワサキが「真の耐久王」ということも言えそうである。

スズキは、24時間レースで共に2位に入り、
オッシャースレーベンで優勝したことから
BMWの追撃を振り切り、チャンピオンを獲得した。

来年、スズキがどのように陣容を立て直してくるか
カワサキがチャンピオン獲得を目指し、
8時間レースにも参戦してくるのか?

2013年の世界耐久は注目である。

写真はFIMの公式サイトから
http://www.fim-live.com/en/sport/endurance/news/news-detail/article/1347213146-third-win-in-a-row-for-src-kawasaki/

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