昔から、バイクに乗る時は、いわゆる「猫背」姿勢で、
と言われてきた。某メーカー系バイクスクールでも
「尾てい骨で座る感じで」・・・なんて教えている。
が、しかし、長く信じられてきたこの「都市伝説」
実は真実ではないらしい。
この「都市伝説」に、我々素人が知りうる場で異論を唱えたのは、
自分の知る限り柏秀樹が最初。
さらに、自分の知り合いの某・国際ライセンスライダーも
自らのフォームが、他のライダーと比べてカッコ悪いことに気がつき、
「猫背」を止めた結果、明らかにタイムアップした、とのことで、
自分に「猫背」はダメだ、とアドバイスしてくれた。
具体的に言うと、ベストラップの向上よりも
アベレージラップの向上が顕著だったらしい。
正しい姿勢はきちんと腰骨(柏秀樹は仙骨と言ってる)を立てて乗る。
猫背はダメ。猫背はお尻の筋肉の上に座るような形になり、
バイクの状態を感じ取る能力が低下するばかりか
体への負担も増大する。
腰骨を立て、背骨を自然なS字に保つ。
そうやって、骨で直接バイクからのフィーリングを感じとる。
やってみると、確かにこの方が
タイヤからのフィーリングが分かりやすい。
GPライダーのフォームも、そう言われて見てみると
絶対に猫背などではない。
とはいえ、長い習慣は恐ろしいもので、
まだ時々猫背になりがちである。
こういうときに、アップハンドルのCB1100は
フォームが分かりやすいので助かっている。
いついかなる時も、きれいな姿勢で。
これがライディングの基本である。
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