2012年2月3日金曜日

MotoGP:重たいバイクは正義なのか?

小さい体で、MotoGPのトップライダーとして
活躍するペドロサだが、彼の発言を公式サイトから拾ってきた。

レプソル・ホンダ、総合1・3番手に進出
http://www.motogp.com/ja/news/2012/repsol+honda+stoner+laps+under+2min+on+final+day+at+sepang

「マレーシアでのテストはとても疲れる。今朝起きたときには身体が痛く、
硬かったけど、走る前にウォームアップして、少しだけ良い感じになった。
とにかく、エンジン、シャーシ、タイヤといったバイクの総合的なテストをする価値があった。」

「今回テストは、1000ccマシンでのコンプレートなテストとなり、
次回に向けて分析と調整をするための良い情報を収集した。昨日も言ったように、
ブレーキングの際の安定性を改善するために仕事をしなければいけない。
ポテンシャルとグリップをコントロールするために電子制御の仕事にも取り組んでいる。
チャタリングは続き、解消することは困難なことだと解っているけど、
ホンダが何とかしてくれることは確かだ。」

「全体的には、グッドなテストとなり、アイデアを持って3週間後に戻って来る。
バイクはフィジカルで、加速とブレーキングでポテンシャルを感じる。
それに重たい。2度目のテストに向けてフィジカルトレーニングを続ける」


何がいいたかというと、ペドロサが「重たい」と表現する
新しい1000ccマシンである。

マシンの最低重量がどんどん引き上げられてきた結果
今のMotoGPバイクは、かつてのGP500マシンより20kg以上重い。

その重いマシンを、進歩したタイヤと電子制御で
無理矢理走らせているのが今のMotoGPである。

時代の流れといえばそれまでだが、何か、絶滅した恐竜を思わせなくはない。

ともあれ、ペドロサの苦闘は続くのだろう・・・

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