2012年2月15日水曜日
Ninja250R改の試乗
2台のNinja250R改を試乗をする機会がありました。
1台目は、ヨシムラマフラー(Slip-On R-77J)に換装し
ROMチューンを施した1台(緑色の車両)。
もう1台は、マフラーは同じSlip-On R-77Jですが、
キャブ仕様になっていて、ヨシムラのキャブに換装(赤色の車両)。
両者とも、ノーマルより6馬力ほどアップしてるとのこと。
オイラはノーマルのNinja250Rには乗ったことが無いので
この2台の比較になりますが、あらゆる意味で赤のキャブ車の方が数段上!
緑の方は、7000回転以下だとゴムをビヨ~ンと引っ張るような
まどろっこしい加速しかしないけど、
赤のキャブ車は5000からでもアクセルに合わせて加速してくれます。
なぜ、キャブとインジェクションでこんなに差がついたのか?
実は、インジェクション車の方は、ノーマル車の
エアフィルターボックスをそのまま使っているため、
かなりの吸気抵抗があるから、だということです。
そうでなければ、インジェクションの方が
より細かい制御が可能なので、
キャブに負けるはずがありませんからね。
ちなみに、ノーマル車に比べると
インジェクション車さえも「全く別物」らしい。
そうだとすると、250cc、かなり辛いですね。
Ninja250Rの前身のZZR250は、もっとパワフルだったはず。
実際、カタログデータも40馬力→31馬力。
今は大型免許が簡単に取れる時代だし、
街中を普通に走るにはノーマルでも充分な性能だろうし、
昔を知らない人には、特に不満は無いのだとは思いますが。
それと、もうひとつ驚いたのは
「緑の方が良い!」と言った人が二人ほどいたこと。
確かにインジェクション車や、せいぜい負圧キャブしか
乗ったことが無い人は、こういうキャブの扱い方を
知らないのかもしれません。
オイラの場合、四輪のアルファロメオの旧車で
さんざんウェバーのキャブと付き合ってきたし
カートのキャブはムチャクチャ原始的だし、で
特に違和感は無かったのだけど、
でも、昔ならVMキャブ車とか、世に溢れてましたよね。
そう言う意味でも、ちょっと隔世の感があります。
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