Roadkingをめざして(http://roadking.blog12.fc2.com/)は
バイクの盗難関係ではかなり有名なサイト。
サイトの管理者は、ある意味、警察なんかよりも
ずっとバイク盗難の事を把握していると言える。
というのも、警察の統計データでは
原付スクーターも大型バイクも全部一緒くたにされている。
昨今、バイクの盗難件数は減少し続けていることになっているが
これは、原付の盗難件数が減少しているため。
原付の盗難数が減っているのは、原付の保有台数が減少して
盗む対象が少なくなってきたからに過ぎず、
バイク盗難の深刻さは全く解消されていない。
それが証拠に、大型バイクの盗難は極めて深刻で
ひところは東京、神奈川などの盗難多発地帯では
毎日のように盗難情報が飛び交っていたものだ。
著者の近辺でも、明らかに盗難の下見と思われる
挙動不審者がうろついていたりした。
主として、中国向けの盗難グループはかなり組織化されており、
専門知識も豊富で、一度狙われたら
どんなに強固な防衛手段を用いても無駄、
などといわれていたものだ。
ところが、最近になって、状況に変化が起きているらしい。
上記サイトの推測によると、中国の経済発展で
人々の興味の対象が、バイクから四輪に移行したためではないか。
また、豊かになったために、正規ルートでバイクも入手しやすくなり
バイク盗難のうまみが減ったためではないか、ということだ。
中国の経済成長の影響が、こんなところにまで及んでいるとは驚きだが、
いかなる理由にせよ、バイク盗難の減少は喜ばしいことだ。
とはいえ、盗難は無くなったわけではないし
国内の犯罪者による盗難は中国の状況とは無関係。
また、少年など、技術も知識も無い犯罪グループに対しては
ちょっとの対策だけでも、ぐんと危険性が減る。
今まで通り、警戒と防犯対策は怠らずにいた方が良い。
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