ツイッターでつぶやいたことを羅列してるだけだけど
ちょっとまとめ、という意味で。
本当に劇的な効果がある添加剤は有機鉛のみ(オクタン価向上効果)。
だけど、鉛は法律で禁止されている。
清浄剤については、石油会社のCMでやっているけど、
1~2万キロ走行で、やっと違いが分かってくる、という程度の清浄効果。
(つまり即効効果は薄い)
しかも、ハイオクガソリンには元々清浄剤が入っているので、
ハイオクユーザーにとっては入れても無駄。
変な清浄剤はピストンにカーボンを堆積させ
要らぬトラブルを招くので、くれぐれも入れすぎに注意!!
それから、FM剤といって、出力、燃費向上効果のある添加剤もあるけど、
これはオイルがへたっている(1万キロ以上走行)状態で、
非常に狭い運転範囲のみで、ようやく1~2%の効果が出てくるかどうか、
という程度。それも車両によっては、全く効果の無いものもある。
期待したような効果が無いので、石油会社も入れるのを止めているし、
自動車メーカーも全く推奨していない。
ディーゼル(軽油)についてはセタン価向上剤というのがあり、
これを添加した軽油を、一部の石油会社がプレミアム軽油として
売っていたことがあるが、セタン価向上剤をガソリンに入れると、
オクタン価を悪化させるので、有害なだけ。
セタン価向上剤はあくまで軽油にしか効果が無い。
結論から言うと、ガソリンに添加した途端に、
一般ユーザーが実感できる、なんて添加剤は存在しない。
もし存在したとしたら、それは鉛なので法律違反であり、
手が後ろに回る。
にも関わらず、変な添加剤は世の中に多い。
「オクタン価もセタン価も上がります!」
(・・・あの、オクタン価とセタン価の意味分かって言ってます?)
だとか、「分子配列を云々して燃焼促進!」
(・・・分子配列って、ベーパーさせるのに分子配列も無いでしょ(爆))
だとか・・・
中にはキャブクリーナーを灯油で薄めただけの物を
「燃焼改善、パワーアップ!」
なんて言って売っているものもあった。
ホント、燃料添加剤市場は魑魅魍魎の住む世界ですよ。
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