2011年6月5日日曜日
日本政府と東電の怠慢
MotoGP日本の開催を巡り、GP界が揺れている。
ロレンソ、ロッシをはじめとするライダーが反対で大団結しているのだ。
彼らの元には東北大学の『Laboratory Obayashi』による測定値が示されており、
日本の放射線量はローマのそれよりも低い、とあるが、
ロッシ曰く
「ローマの放射線量が載った紙っ切れなんかじゃなく、
もっと詳しい情報が得られなければ。」
彼らの反対意見を、根拠がない、と切って捨てるのは容易い。
しかし、これが、今現在、世界が日本を見る目なのである。
震災以来、最初こそ日本への同情が広がったものの、
原発事故を巡る日本政府と東電の対応に
「日本は情報を隠している」と疑念の目が向けられるようになった。
日本語での記者会見に比べ、英語での記者会見の内容の薄さを見れば
世界の目は、残念ながら当然のこと、と言わざるを得ない。
しかも、日本語の発表でさえ、
「メルトダウンは起きていない。」
と、散々繰り返しておきながら
「やっぱりメルトダウンしてました。」
と、言い出す体たらく。
原発については色々な見解があるだろうが、
ただ一つ言えるのは「東電には過ぎたるオモチャ」。
GPライダーに文句を言う前に、
日本政府と東電のお粗末な対応を呪うしかあるまい。
J.ホルヘ:『茂木GP反対』ロッシの権力を利用したかった
http://gp.lachirico.com/2011/06/05/motogp-240/
『茂木GP反対』ロッシ&ロレンソが一致団結
http://gp.lachirico.com/2011/06/04/motogp-238/
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