https://www.juntsu.co.jp/oiltest/oiltest_kaisetsu01.php
エンジンオイルの寿命の長短を
簡易的に見積もる方法として
ISOT(Indian Stirring Oxidation Stability Test)
が知られています。
この試験はオイル250mL、
24時間で出来るので、
酸化劣化の簡易評価手法として
JISにも記載されています。
24時間強制劣化させたオイルの
動粘度と酸価の変化と、
ラッカー状物質の有無を調べます。
結果が良ければ、酸化劣化しにくい
長寿命オイル・・・のはず。
ただし、残念なことに
エンジンを回したときの条件を
よく模擬できておらず
あくまで参考程度にしかなりません。
最終的には、実際にエンジン回して
評価しないと本当の所は分からない。
これだけシミュレーション技術が
発達した21世紀になっても
オイルの研究開発の現場は
きわめて泥臭い世界です。
そんなわけですから、
「ISOT試験でこのオイルの性能が~」
なんて言ってるのを見たら、
この人たち、オイルの事分かってない!
・・・ということになりますね。
オイルの開発、そんな簡単じゃありません。
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