2019年6月3日月曜日

認知症と歩行速度(いつまでもライダーでいるために)


ひざ・腰が痛い→歩きたくない→認知症→死亡が増えています

前にも書きましたが、歩行と認知症は
非常に高い相関関係にあります。

認知症を発症する少し前に
歩行速度が急激に低下する、と聞いて
「そんなこと関係あるか?」
と、当初、オイラも思ってましたが
実は親父がモロにそれでした。

お袋が認知症になり、ふと目を離したすきに
どこかに出て行ってしまい、
4駅以上も先の場所で発見されたのを機に
要介護認定を受けたのですが、
そのとき、市役所の担当者が親父を見て
「お父さんも認知症です、すぐに施設に入れるべきです。」

妹や嫁、それにオイラも、
お袋の認知症がかなり酷い状態だったので
親父の方はまだ大丈夫に見えてましたが、
その時の親父の歩行速度は
歩いて数分の最寄駅まで
30分経っても到着できないレベル。

というより、30分も歩けないので、
そもそも駅までたどり着けない。

歩いて数分ですから
自宅と駅の距離は1kmもありません。

その数百メートルでさえこの状態です。

そういうウチの両親の現状は
お袋が要介護5、親父が要介護4。

歩くのが遅くなってから、
急速に症状が悪化し
今では母親の状態に迫る勢い。

ちなみに、要介護5のお袋は
食事の仕方を忘れてしまうというレベルで、
素人が世話できる段階を超えています。

こういう状態にならないためには
本人はまず頑張って歩くこと。
筋トレや有酸素運動もすれば
なお有効です。

そして、周囲は老人扱いしない。

世話をしすぎると動く機会を奪うため、
同居老人のほうが認知症発生率は高い
と言われています。

自分と家族のために、歩き、歩かせましょう。

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