2017年3月23日木曜日
見た目か?乗り味か?
https://goo.gl/FYrEOM
Asphalt&Rubberに、
妙なDucati851の絵が
載っています。
なぜ変なのかというと、
パニガーレに851のカウルを被せた
というコンセプトで
CG合成したバイクだからです。
記事によると
「80~90年代のデザインが好きなので
こういうバイクを期待したい」
と、あります。
え~と、オイラの考えを言うと
見た目だけ851でも、中身がパニガーレなら
たいして意味ないじゃん。
中身も851だからこそ、意味があるのでは?
こういう「見た目か?中身もか?」
というのは、オイラ個人だけの問題というより
日本と欧州での違いのような気がします。
カワサキがW650を作った時、開発陣は
見た目だけ昔のW1に似せようとしただけでなく
乗り味も、可能な範囲で再現しようとしました。
一方、新生トライアンフが作ったボンネビルは、
乗り味は、あくまで現在のバイク。
オイラも試乗しましたが、
トライアンフ・ボンネビルは
工業製品としては良く出来ていて
ツーリングのアシとしては満点ですが
乗り味自体は普通のバイクで
趣味性という点では
あまり評価できませんでした。
四輪の話なので、もう20年くらい前ですが
「乗り味とか趣味性とか言ってるのは
日本人だけで、本場欧州では
誰もそこまで気にしていない。」
というのを聞いたことがあります。
この話がどこまで本当か
確かめるすべはありませんが、
この話が本当だとしたら、
W650とボンネビルの違いは
こういう差も影響しているのかもしれません。
さて、この「なんちゃって851」の
日欧での支持率はどのくらいになるでしょうか?
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