以前、「スズキはすでに四輪メーカーである」
ということについて書いた。
↓ ↓
http://os-nightsky.blogspot.jp/2012/08/blog-post_6.html
その後、さすがに各方面からの批判が聞こえたのか
鈴木会長が
「四輪にかまけて二輪を忘れていた」
「二輪を徹底的にテコ入れした」
と語り、何らかの対応を取ったことを明かした。
といっても、具体的な計画については不明で
「人事を刷新した!」こと以外は分からない。
http://response.jp/article/2013/05/10/197627.html
http://jp.twwtn.com/news/?9_16924.html
一応、5年も赤字を放置し続けてきた間に
状況がどんどん悪化していたことは理解しているようで
「すぐに黒字化は困難で、2年程度はかかる」
とも言っていたが、はたして5年の無策を
2年で取り返すことができるのだろうか。
そもそも、2011年に鈴木会長は
二輪事業を立て直すと言っていたが、
外から見て、何か特別な対応を取ったようには見えず、
その後も二輪スズキは低迷を続けている。
http://www.kurumaerabi.com/news/info/44116/
失った5年はあまりに大きく、
日本の四大メーカーの2008年以降の世界販売台数を
2008を100とした相対評価で見てみると
スズキの一人負けなのが明らかになっている。
絶好調のホンダは別にしても、
ヤマハもカワサキも、
リーマンショックの影響から脱却しているが
スズキは毎年10%近い販売減少に悩んでいる。
その後に発表された2013年度第一四半期の結果は
為替影響で売上高は前年度を上回ったが、
肝心の販売台数は57.2万台から51.4万台へと
10.2%低下し、低迷から脱することが出来ていない。
http://www.suzuki.co.jp/ir/library/forinvestor/2014_1q/pdf/presentation.pdf
とりあえず、「2年後」までは
黙って見ているほかはない。
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