2012年12月21日金曜日

『禅とオートバイ修理技術』が届いた




 

前にも書いたとおり、今の病院で
階ごとに集まって食べる食事の時間が苦手だ。

特に、集合時間になり、テーブル集まっているのに
なかなか食事が運ばれてこず、ただぼぉっと待っている時間は
苦痛以外の何物でもない。

しかし、そんな苦痛の時間とも今日からサヨナラできる。

ネットで注文しておいた『禅とオートバイ修理技術』
が昨夜届いたのだ!

この本、121人の編集者に出版を断られたのちに
出版されるや、あっというまにヒッピーをはじめとする人々に
熱狂的な支持を受け、全米ベストセラーになった。

読んだ人の書評から推察するに、
ヒッピーたちには、現代文明批判の部分に
共感を覚えたのだろうと思われる。

紹介分をそのまま書くと、

 かつて大学講師であった著者は失われた記憶を求め、
 心を閉ざす息子とともに大陸横断の旅へと繰り出す。
 道中自らのために行なう思考の「講義」もまた、
 バイクの修理に端を発して、禅の教えからギリシャ哲学まで
 あらゆる思想体系に挑みつつ、以前彼が探求していた
 “クオリティ”の核心へと近づいていく。
 だが辿り着いた記憶の深淵で彼を待っていたのは
 あまりにも残酷な真実だった…。
 知性の鋭さゆえに胸をえぐられる魂の物語。

著者略歴を見ると、最初は理系だったが、
朝鮮戦争への従軍で大学を休学している間に
哲学に転向して学位を取ったらしい。

そういうことなら、オイラにもなじみのある
単語でしゃべってくれるだろう。

とにかく、これで、まずは先日の「3つの目標」の
一つに取りついたわけだし、そして何よりも
あの苦痛の時間から解放される
というだけでも、非常に喜ばしいことだ。

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