テストなんだから、タイムよりも評価のほうが大事。
ジョナサン・リーのファンならそう言い訳するかもしれない。
確かに、リー自身も、リスクは取りに行かなかった、と言っている。
借り物のマシンをぶっ壊すわけにはいかない。
とはいえ、リーのタイムは、もうちょっとでCRT勢に
追いつかれるようなタイムである。
よく、秋吉選手や中須賀選手がMotoGPマシンで走った時に
あまり良いタイムが出せないことを、
欧米のメディアは「彼らは開発ライダーで、レーサーではない」
みたいなことを、半ば揶揄するように書いたりするが、
なんのことはない、彼らが認める「レーサー」のリーであっても同じことだ。
市販車からMotoGPに適応するときの難しさの一つに
タイヤが全く違うということがある。
マシンの鋭い動きに対応できるよう、MotoGPのタイヤは
かなり固くできており、市販車のタイヤしか経験がないと
なかなか乗りこなすことが難しくなる。
以前、トロイベイリスが
「MotoGPに比べると、SBKマシンはラグジュアリーカーのようだ。」
と言っていたのも、このあたりの事情を物語っていると思われる。
まあ、我々ド素人の場合、そのSBKマシンですら
手を焼いているんですけどね(苦笑)
Pos Rider Team/Bike Time Gap 1. Cal Crutchlow Tech 3 Yamaha 1m56.461s 2. Andrea Dovizioso Tech 3 Yamaha 1m56.578s + 0.117s 3. Jorge Lorenzo Yamaha 1m56.699s + 0.238s 4. Daniel Pedrosa Honda 1m56.703s + 0.242s 5. Stefan Bradl LCR Honda 1m57.156s + 0.695s 6. Alvaro Bautista Gresini Honda 1m57.161s + 0.700s 7. Ben Spies Yamaha 1m57.474s + 1.013s 8. Jonathan Rea Honda 1m59.595s + 3.134s 9. Yonni Hernandez Avintia FTR-Kawasaki 1m59.743s + 3.282s 10. Ivan Silva Avintia FTR-Kawasaki 2m00.667s + 4.206s 11. Michele Pirro Gresini FTR-Honda 2m00.863s + 4.402s 12. Colin Edwards Speed Master Aprilia 2m03.143s + 6.682s
写真は以下から
http://www.autosport.com/news/report.php/id/102018
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