2015年6月16日火曜日

カジバブランドが復活するかもしれない

http://www.asphaltandrubber.com/news/mv-agusta-cagiva-brand-revival/

まだ具体的な計画があるわけではないが、
MVアグスタが、カジバブランドを復活させるかもしれない。

どういうことかというと、
MVアグスタは年間生産2万台を目標にしているが
現在の見込みは1万2千台(2015年)とされている。

残る8千台の差を埋めるため、
オフロードバイクの生産も始め
総合二輪メーカーになることによって
悲願の年間2万台を目指したい。

しかし、さすがにMVアグスタの名前で
オフロードバイクを作るのは都合が悪い。

そのため、アイディアとして浮かぶのが
カジバブランドの復活。

カジバをオフロード専業ブランドして位置づけ
MVアグスタとカジバの二本柱で
さらなる成長を目指す。

旧カジバは、パリダカで優勝したこともあり
オフロード専業ブランドと位置付けても
それほど違和感はないはず・・・という話だ。

いやぁ、なんだかねぇ・・・・


ここから先は完全に個人の見解になるけれど
そもそも、あの会社は、MVアグスタなのか
それともカジバなのか?

オイラは、命名権を買った人間が
新たに設立した会社を、
旧会社と結び付けて論じるのには
強い違和感がある。

特にMVアグスタの場合
それまでずっと存在してきたカジバが
改名しただけなので、その感がさらに強い。

たとえば、今年、WSSでMVアグスタが優勝したが
これは、1976年のGP500ドイツ大会以来、
39年ぶりの優勝である、なんて書かれたりする。

いや、違うだろ、カジバとしては
1994年にコシンスキーがGP500で勝ってるから
39年ぶりじゃなくて21年ぶりじゃないか!
・・・・・・などとツッコミを入れたくなる。

MVのブランドでオフ車が作れないから
という言い分は分かるけれど
こういうイメージ戦略という奴は
どうにも好きになれない。

それにMVに比べれば、圧倒的に少ないとはいえ
カジバのファンも存在するので、
彼らはなんと思うのだろうか?

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