2015年6月12日金曜日

マン島TT:チーム無限が今年もEVバイククラスで優勝


http://response.jp/article/2015/06/11/253166.html

近年のサーキットでは、安全性のため、
シケインやヘアピンの設置など、
速度を下げさせる設計変更が行われており
平均速度はさほど高くない。

350km/hを超える最高速度を誇るMotoGPであっても
コースによっては、
平均速度160km/h未満ということさえある。

しかし、公道を使用するマン島TTでは
長い直線部分が非常に多く、
2014年の記録によれば
132.298mph(約213km/h)という
べらぼうな数字が残っている。

約60kmのコースを17分少々で回ってきてしまう
というのだから、他ではありえない話である。

鈴鹿サーキットと同じ距離なら1分38秒
もてぎでは1分21秒、筑波だと35秒
などと考えると、その異様さが分かる。

このマン島TTの電動バイク部門に参加しているのが
ホンダの関連会社であるチーム無限。

2015年は、平均速度120mph(193km/h)まで
あとわずかに迫ったという話だ。

しかも、EVバイクの周回数は1周のみなので
いわばオープニングラップ。
速度ゼロからのスタートを含むタイムなので
実質的には120mphを超えている。

・・・・ちょっと待ってくれ、オイラがドカSSで
ミニサーキット、たとえば富士のショートコースを走ったら
最高速度でさえも、そんな速度にならないぞ!(笑)

電動バイクの将来は、とにかく
バッテリーの技術開発がすべてと言ってよい。

超小型・超軽量の高性能バッテリーが
安価に手に入る時代になれば、
一気に内燃機関が駆逐されることもありうる。

前にも書いた通り、
電気モーターのトルク特性は
運転していて気持ち良いものではないだろうが
そんな些細なことは、「地球環境が云々」
という話の前には吹き飛んでしまうかもしれない。

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