2015年6月22日月曜日

インドの巨人ヒーローの行く末は厳しい

http://bikeadvice.in/100ccs-hero-lost-segment-fy15-yearly-sales-careful-analysis/

2014年度のヒーローの売り上げが発表になっている。
インドは日本と同じく、4月が会計年度のスタートなので
4月から3月までの販売台数でまとめられている。

それによると100-110ccクラスでこそ、前年度を上回ったが
上のクラスである125cc、150cc、200ccクラスが
全て前年度を下回るという結果。

台数的には圧倒的多数を占める100-110ccクラスのおかげで
前年度販売台数を上回っているが、
利益幅の大きいであろう大排気量クラス(といっても125ccクラス以上)
で不振というのは、今後のヒーローの行く末に暗雲が漂う
と言われてもしかたない。


さらに、2015年4月の販売台数がこちら。

200ccクラスは新車効果のテコ入れのおかげで
前年度を上回ったが、なんとそれ以外のクラスが壊滅的。

特に125cc、150ccクラスの不振ぶりは酷い。

これを考えると、EBRの倒産のせいで、
HX250Rの世界展開にケチがついたのは
ヒーローにとってはかなりの痛手。

ホンダと手を切ったインドの巨人が、
世界の巨人に成長できるかどうか?
に注目してきたが、
ここまでの道のりを見る限り
世界の巨人への道は遠いと言わざるを得ない。

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