2014年2月14日金曜日

二輪車用タイヤゴムの開発:自技会の資料

自技会(自動車技術会)というのは
バイクを含む自動車に関する学会である。
・・・といっても、ほとんどが四輪関係だけど。

その中で、めずらしく二輪に特化した資料を見つけた。
        ↓         ↓
二輪車用タイヤのトレッドゴム:自動車技術会の資料

これによると、レーシングタイヤの
温度依存性(冷えてる時はグリップしない)や
入力依存性(ちゃんとタイヤをつぶさないとグリップしない)などは
ハイスチレンSBRゴムの特性によるものだが、
これをいかに改善し、使いやすくハイグリップな
タイヤを作るか、技術者たちが頑張っていることがわかる。

いざとなればタイヤ幅を大きくしてしまえばよい
四輪用タイヤと違い、二輪タイヤは接地面積が狭く
パワー・ウェイトレシオが大きいために
強い加減速にさらされる、という過酷な条件にある。

こういうのを知ると、
「なんでバイク用タイヤは四輪タイヤと比べて
 寿命が短いんだよ!」
なんて言えなくなってくる。

0 件のコメント: