このブログを読んでいる人は良く知っているだろうヒーロー。
インドの巨人である。
最近までヒーローはホンダと提携してヒーローホンダとして
全世界のホンダの売り上げの1/3を販売していた。
ヒーローとの提携を解消したホンダは
すでに設立していたホンダ・インドにテコ入れし
急速にインド国内のシェアを奪い取っていく。
一方、ホンダからの技術供与が絶たれ、
自力で独自モデルを開発する必要に迫られたヒーローは、
欧米メーカーとの提携に活路を見出そうとしている。
すでにBuellとの提携を発表しているが
このたび、イタリアの部品メーカーのマニエッティ・マレリと
共同で子会社を設立することになった。
こうしてみると、ヒーローはインドトップの地位を守るために
なりふり構わなくなってきているのが見て取れるが
最後にモノを言うのは、自社の独自技術である。
あんがい、ホンダはこういう日を予期して、
技術のコアは何一つ渡さずにきたのかもしれない。
インド市場での今後は
世界の二輪メーカーの将来をも占うことになるはずだ。
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