自分のことを「上級者」という人間は信用できない。
これは、どこの世界でも共通することだと思う。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
というけれど、初心者を脱するにつれて
どんどん自分に足りないものが見えてくる。
だから、平気で「上級者」と自称できる人間は
まだ初心者のレベルを脱していない、
そう考えて間違いない。
そろそろほとぼりが冷めたころだろうから
話題にしてもよいと思うが、
少し前にツイッターの書き込みに、こんなのがあった。
・整備初心者:洗面台に行き、汚れた手を石鹸で洗う
・中級者:サラダ油で手を洗う
・上級者:パーツクリーナーをシュッとひと吹き
・・・・・・いやね、
ああ、そういえばやっちゃうなぁ、、、、、と。
ただしオイラの場合、
パーツクリーナーなんて「高価な」モノは使わず、
灯油をしみこませたボロキレで手を拭く。
で、そういうオイラに言わせると、
上の基準は、整備の上級や初級ではなく
洗面所まで行くのが面倒な「ズボラ」
を見分けるための基準だと思うのだ。
そして、ズボラは決して整備上級者にはなれない。
浅川さんとか、ドカマイスターを見てると
別に魔法なんか一切使っていない。
単に、やるべきことをきちんとやってるだけ。
ただし、決して1ミリたりとも手を抜かない。
この「1ミリたりとも」ってのが
ズボラにはできない。
なので、灯油をしみこませたボロキレで
手を拭くことをやめた時、
オイラは浅川さんやドカマイスターに
1ミリ近づけるのだと思っている。
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