2013年12月13日金曜日

整備上級者?

自分のことを「上級者」という人間は信用できない。
これは、どこの世界でも共通することだと思う。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
というけれど、初心者を脱するにつれて
どんどん自分に足りないものが見えてくる。

だから、平気で「上級者」と自称できる人間は
まだ初心者のレベルを脱していない、
そう考えて間違いない。

そろそろほとぼりが冷めたころだろうから
話題にしてもよいと思うが、
少し前にツイッターの書き込みに、こんなのがあった。

・整備初心者:洗面台に行き、汚れた手を石鹸で洗う
・中級者:サラダ油で手を洗う
・上級者:パーツクリーナーをシュッとひと吹き

・・・・・・いやね、
ああ、そういえばやっちゃうなぁ、、、、、と。

ただしオイラの場合、
パーツクリーナーなんて「高価な」モノは使わず、
灯油をしみこませたボロキレで手を拭く。

で、そういうオイラに言わせると、
上の基準は、整備の上級や初級ではなく
洗面所まで行くのが面倒な「ズボラ」
を見分けるための基準だと思うのだ。

そして、ズボラは決して整備上級者にはなれない。

浅川さんとか、ドカマイスターを見てると
別に魔法なんか一切使っていない。
単に、やるべきことをきちんとやってるだけ。
ただし、決して1ミリたりとも手を抜かない。

この「1ミリたりとも」ってのが
ズボラにはできない。

なので、灯油をしみこませたボロキレで
手を拭くことをやめた時、
オイラは浅川さんやドカマイスターに
1ミリ近づけるのだと思っている。

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