これは、このコラムのパロディである。(笑)
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「バイク乗りの勘所」 植物性オイルの話
http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/stame/scolumn01/scolumn01-20130805/
シリコンオイルというのは、通常の炭化水素でできたオイルの代わりに
シリコンを使って、オイル分子をつくったものだ。
通常の炭化水素オイルと比べて耐熱性が圧倒的に高い。
その特性を生かして、耐熱ワックスなどに使われている。
それと、忘れてならないのが、ゴムなどへの攻撃性がないことから
シリコングリースとしても、いろいろな場所に使われている。
しかし、このシリコンオイル、耐荷重性能に劣るため、
エンジンオイルとしては全く適していない。
その耐熱性の良さを考えると、ものすごくもったいないのだが
世の中、そうそう上手くはいかないものである。
とはいえ、その反応性の低さ、攻撃性のなさは
プラスチックの表面保護剤や、金属の錆止めなどに最適である。
わざわざ「耐熱ワックス」なんて買わなくても
圧倒的に安いシリコンスプレーをエンジン、マフラーにひと吹きでよい。
雨の中を走って汚れたエンジンも、
シリコンスプレーを吹いておけば、汚れ落としも楽である。
工具などもシリコンスプレー。
最近ではCRC5-56の出番がなくなってしまった。
(もう10年以上前に買った5-56がまだ使い切らない・・・)
シリコンオイルは、体内には吸収されにくいので害も少ない。
しかも長寿命で、腐ることもない。
最近、考え付いた新しい使い道としては
チェーンの汚れ落としに具合が良いということだ。
特に注油する時でなくても、チェーンの汚れは
気が付いたときに拭っておいたほうが、飛び散り防止になるし、
ゴミがヤスリ効果になってチェーンを痛めるのも防ぐことができる。
このとき、ゴミとチェーンルブが一緒になった、
非常に粘度の高い汚れをふき取るのは面倒だが
灯油やチェーンクリーナーで拭いてしまうと脱脂しすぎになる。
そこで、シリコンスプレーを染み込ませた布で
チェーンを軽くふいてやると、オイルを落としすぎず、
錆防止にもなるし、汚れも比較的軽く落ちる。
しかも、チェーンのOリングへの悪影響もない。
おかげで、ちょっと気分が良い。
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