ことSBKに目を転じると、けっこう活躍している・・・・
・・・・いや、すでに過去形なので、「いた」だろうか。
今年から、Ducati SBKチームは満を持して
新型1199を実戦に投入した。
1199といえば、ロッシも手を焼いたフレームレスシャシ。
ST1000では、まあまあの戦いをしたとはいえ
レベルの高いSBKで果たして通用するのか?
セッティングを出すのに苦労するのではないか?
周囲からはそんな心配する声が聞こえていた。
実際にフタを開けてみたところ、
3戦を終えて、メーカータイトルポイントは
以下のようになっている。
1 Aprilia 131
2 BMW 99
3 Kawasaki 94
4 Honda 70
5 Suzuki 52
6 Ducati 40
トップのアプリリアは下馬評通りだから良いとして
Ducatiはなんと最下位。特に、ホンダとスズキという
メーカーが全くやる気を見せていない2メーカーより下である。
両メーカーの力の入れ具合(抜き具合)からすると、
プライベーターにワークスチームが勝てない
というのに、限りなく等しい。
特に第3戦のアッセンは、低速のテクニカルコースであり、
四気筒勢が得意のストレートスピードを発揮しにくい
いわば、二気筒に有利と言われているのに
エースのチェカは、全く上位に顔を出せずに終わってしまった。
「壮大な実験」といえたフレームレスシャシだが、
ストーナーが去った後は誰一人扱うことができず
Ducatiの賭けは完全に裏目に出た。
Ducatiが1199に続くバイクを急いで出してくるのか?
それとも、なんとか1199を一部手直しで対応するのか?
あるいは、セッティングデータがそろってくるのを待つのか?
まさかとは思うが、
「Ducatiは今やモンスターが代表車種。
スーパーバイクでの勝利など不要」
なんてことを役員会議で話し合ってはいないだろうか?
写真は以下から
http://www.crash.net/world+superbikes/news/190543/1/wsbk_assen_checa_wont_back_down_from_ducati_challenge.html
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