少し、古いデータだけれども、
原付、いわゆる50ccクラスのバイクの保有台数は
24年連続で減少し、昨年は744万台。
バイク全体の中で50ccクラスが占める割合は
59.7%となり、とうとう60%を割った。
これは34年ぶりとのこと。
ちなみに、他の車輌の台数は、
原付1種(~50cc):744万台
原付2種(51~125cc):151万台
軽二輪(126~250cc):199万台
小型二輪(251cc~):152万台
34年ぶりに原付が60%以下になったなんて、
そもそも原付が少数派だったことなんてあるの?
なんて声が出そうだけど、1970年においては
原付2種443万台に対し、原付1種373万台と
原付2種の方が多かった。
当時は、まだビジネスバイクの需要も多かったし、
日本人もそんなに豊かではなかったので
スポーツバイクも125ccクラスが多かった。
今みたいに、石を投げればリッターに当たる
なんて時代じゃない。
四輪も二輪も、大型化が進んだのは
アメリカに進出するようになってから。
イタリアも日本も、以前は
小排気量バイクばかりだったけど
アメリカ進出を機に、大型バイクを作り始めた。
Ducatiなんぞ、そのおかげで
単気筒を捨て、二気筒専業になった。
最近では、それに排ガス規制・音量規制が
拍車をかけるようになった。
小型コンパクトな2stが姿を消し、
4stも、規制の副産物として排気量アップに走る。
それは良いことなのか、悪いことなのか?
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