2011年5月8日日曜日

ホンダ車試乗(ホンダ・ドリーム・フェスタ)

ホンダドリーム主催の試乗会の
ホンダドリームフェスタに行ってきました。

参加するには、当日申し込みではダメ。
必ず、近くのホンダドリームで
事前に申し込む必要があります。

別に、ホンダオーナーでなくても申し込みできます。

今日の試乗会はホンダのライディングスクールTEC-R
のコースを使います。くねくね道あり、スラロームあり
と、いろんなバイクの特性を試せるのは非常に良い!

今日は、嫁も試乗しましたが
VTRの人気が非常に高く、行列が一番長い!
にかかわらず、VTRの試乗車は1台のみ。
おかげで、VTRに乗ろうとした嫁は散々待たされることに。

VTRなんて、ずっと販売されているだろうに、
やっぱり人気あるんでしょうか?


それでは、乗ったバイクの試乗記です。


1、CBR250R

今回の目玉だけあって、試乗車6台用意。

タイホンダCBR150Rがモデルチェンジする際に、
一緒に生まれた、250ccのワールド・スタンダード。
跨ってみると、CBR150Rより全体に大柄で
ポジション的にはCBR150Rより好印象。
普通にスポーツバイクしてるじゃん。

オイラはCB=4気筒なんて信仰はもってないので
これ、充分「CBR」に値すると思いましたよ。

エンジンを掛けると、ちょっとガサツ。
まだ当たりがついてない。
慣らしをちゃんとしたあとの車体に乗ると、
たぶん、印象は劇的に変わるでしょう。

エンジンは2500rpmでもなんとか走りますが
普通には3000rpmから上が使えるところです。
6000~7000rpmあたりをキープすれば
けっこう活発に走ってくれます。

ホンダもワールド・スタンダードとして
かなり本気で開発したんでしょう。
嫁のCBR150Rより、いろんなところで
完成度は上がってる。

先進国の入門バイクかつ
途上国でのトップモデル
どちらに使っても、不満はないと思います。

ちなみに、こいつには嫁も試乗しました。
嫁によると、足つきがVTRより悪いけど
それ以外はVTRより好印象だったらしい。
CBR250Rの方が軽快な感じ、だそうです

いつも乗ってるのが同じ単気筒のCBR150Rなので
それと似ているというのもあるのでしょう。

なんでも、CBR250Rにはローシートの設定があるらしい。
嫁にとって唯一の難点は足つきなので
ローシートには非常に興味を持っているようでした。



2、VT1300CS

走りだしての第一声「足届かねぇよぉ~」
ハンドルも、ステップも、すごい前方にある。
体のでかい欧米人向けですね。
ギヤチェンジなんか、さらに足をのばして
「えいしょっ!」とやる感じ。
オイラじゃ、手も足もほとんど伸びきった感じで
なんかもう、バカっぽい。

それを除けば、バイクとしての完成度は高いです。
チョッパーって、デザイン重視で、その他はひたすらガマン
みたいなところがあるというイメージだけど、
細かい転回もさほど苦にしません。

ただ・・・鼓動感は希薄だったなぁ。
ドロンドロン、と走るのが
こういうバイクの魅力なはずなんだけどね。



3,VFR1200Fデュアルクラッチ

 まず、乗車前にデュアルクラッチの説明を受けますが、
クラッチレバーがないというのは、心理的にすごく不安。
しかも、マニュアルモードでシフトチェンジする時の
スイッチが、左手部分にあって、ちょっと分かりにくい。
なぜ、今まで通りの左足チェンジではいけないのか?

低速走行時の半クラはどうするのか、聞いてみたら
それもバイクが判断して勝手にやってくれる、とのこと。

とにかく半信半疑で走りだしてみます。
最初はオートマモードだけど、ギヤチェンジの時に
あえて小さなショックを残しているので
「今チェンジした」と、分かるようになってます。

でも、オートマモードはお勧めしません。
コーナリング中にいきなり「ガコン」とシフトダウンして、
そのせいで、バイクの挙動が乱れることがあります。

マニュアルモードの方がはるかに自分でコントロールできる。
コースの二周目は、マニュアルモードで走りました。
ただ、慣れないせいか、チェンジのスイッチが、
あまり自然なところになく、やりやすいとは言えない。

結論から言って、デュアルクラッチ、何がいいのか?
クラッチ操作が死ぬほど嫌い、という奇特な人ならともかく
普通のトランスミッションで充分、
というか、その方がはるかによいです。

さて、デュアルクラッチの方はこのくらいにして
バイクそのもののインプレですが、V4という感じが希薄。
低速から滑らかにトルクが立ち上がるし、
エンジン音も、ガシャガシャ言う感じもないし
普通の並列四気筒ですよ、と言われたら
たぶん、信じてしまうでしょう。

ただし、運動性の方ではV4のメリットが生きており、
スラロームなどの、せせこましいルートでも
全く重さを感じさせない。

以前、読んだMCNの記事でも
「非常に運転しやすいスポーツツアラー」
とあったけど、まさにその通り。
隼、ZZRとは少し立ち位置が違います。

V4の運動性能は、重いツアラーでこそメリットが生きる、
ということなのでしょう。

でもねぇ、VFR1200Fじゃなくて、
RVF1000こそ出すべきでは?
と、やはり思ってしまうけれど・・・

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