2011年4月22日金曜日

速いバイクは、誰が乗っても速い。けれど・・


ロッシの右腕、かつ、大げさな話をすれば
彼がホンダから離れたことでホンダの低迷が始まった、
とも言う人さえいるジェリー・バージェスが
Ducatiとロッシについて語った。

「ロッシの肩はポルトガルまでに90%まではいくだろう。」
「いま我々が取り組むべきは、ドカのマシンが
誰にとっても乗りやすく、戦闘力のあるマシンにするということだ。」

そして、Ducatiに限らず、今のMotoGPについても語る。
「若い選手達をモトGPに引き入れるつもりなら、簡単に操縦できる
マシンを作らなくてはね。で、もちろん、もっと速い選手らは、
もっと速く操縦しなければならなくなりますがね。」

バージェスの言っていることに間違いはない。
ロッシが乗って速いマシンは、
サンデーレーサーが乗っても、そのレベルでちゃんと速いのだ。
かつてのようにGPライダーだけが速く走らせられるバイクなんて、
単に技術が進んでいなかっただけ。

が、しかし、ファンとしては別の世界を望んでしまうのもまた事実。
とても乗りこなせないようなマシンを振りまわし
とんでもない速度で勝ってしまう超人。

かつてのGP500ライダーがそうだったように・・・・

J.バージェス:ドゥカティ選手全員から『ありがとう』と言われたい
http://gp.lachirico.com/2011/04/22/motogp-177/

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