2019年11月13日水曜日

Bimotaに対するカワサキの遠慮・・ではないと思う


https://news.webike.net/2019/11/08/169985/

少し前から話題にはなっていた
カワサキがBimotaを買収して
経営再建を行うという件が
EICMAで公表されています。

欧州カワサキが子会社として
Italian Motorcycle Investment S.P.A.(IMI社)
を設置し、そこにBimotaからの出資を受ける。

Bimotaから出資を受けた後で
IMI社はBimotaS.P.A.と改称する。

このややこしい一連の動きの後、
BimotaS.P.A.が製造販売を手掛ける。

子会社化しなかったことから
カワサキは優しい、とか
Bimotaのブランドイメージに
配慮したのだとか、
そういう論調を多く見ます。

が、しかし・・・・
相手は2014年以降、
新車を発表できていない
半分死に体のBimotaです。

たぶん、買収しようとしたけれど
Bimotaの経営状況がかなり深刻なので、
直接の子会社化を避けたのではないか?

一時、Bimota本体の株式を
カワサキが49.9%取得した
というガセ報道が流れましたが、
これは、ガセというよりも
当初カワサキが考えていたことではないか。

それに株式を買ってくれれば
それだけBimota本体に金が入ってくるので
Bimotaとしては助かるはず。

カワサキのディーラー網を利用すれば
以前よりは売りやすくなるだろうけど
なにせ、死に体のBimota。
この程度ではたして黒字化できるのか?

オイラは、あまりに死に体なので
子会社化する気になれなかった
という方が正しいような気もします。

今回の処置でBimotaは復活できるでしょうか?

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