2019年11月2日土曜日

自動運転に対応したホンダ系3社の日立への身売り


https://www.honda.co.jp/news/2019/c191030b.html

あえて「身売り」と書いてみましたが
ホンダ系部品会社のニッシン、ショーワ、ケイヒン
と日立オートモーティブシステムズが合併する件です。

合併ですが、日立側が3社を吸収合併し、
社名としては「日立」になり、
我々にとって馴染みのある3社の社名は
全部消えます。

しかも統合後のホンダの持ち分は1/3

会社規模でいえば日立系の方が上ですが
営業利益率でいえば、ホンダ系3社の圧勝。

「話が逆だろ!」という声もありそう。

これは自動運転が進む四輪側の事情が
大きく影響している模様です。

ハードウェアで稼ぐホンダ系3社ですが、
今後、自動運転が進むと、全てのハードが
ソフトで制御されるようになり、
ソフトの優劣が性能に直結する。

そういう時代になると、現在は
ハード中心で稼ぐホンダ系3社だが、
日立と立場が逆転する。

一方、海外に目を向ければ、
ボッシュなどの強敵がおり、
これらと渡り合うには、
ソフトとハードの融合が必要。

・・・・ということのようで。

当面、社名は消えても商品名からは
ニッシン、ショーワ、ケイヒンの
名前は継続するとのことですが
バイク乗りとしては、なんだかなぁ
という感じが拭えません。

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