2015年4月16日木曜日
EBRが倒産?営業停止?
http://www.jsonline.com/business/erik-buell-racing-closes-files-for-receivership-b99481936z1-299863281.html
http://www.asphaltandrubber.com/news/erik-buell-racing-receivership-bankruptcy/
http://blog.motorcycle.com/2015/04/15/industry-news/erik-buell-racing-shuts/
法律用語に疎いので、現在のEBRの状態が
何を意味しているのか正確には分からないが、
事実関係のみを書き記すと
新たな資金調達に失敗して裁判所の保護を求めた、
ということなので、倒産に限りなく近いのだと思う。
残念ながらEBRの経営状態を追いかけていないので
今後のEBRがどうなるのかは分からない。
EBRといえば、旧Buell社から、ハーレーが急に手を引き
一度倒産の憂き目にあったものの、その後
EBR(Erik Buell Racing)社として再出発し
最近ではインドのヒーローからの資金注入
(株式の49%を売却)を受け、
ヒーローの新型250ccの開発にも手を貸すなど、
着々と手を広げてきた
・・・と思っていたが、スポーツバイクの販売成績は
金融機関からは満足してもらえなかったようだ。
インド国内でのホンダの挑戦を迎え撃つヒーローにとっても
そもそも、EBRの株が紙くずになった、ということの他に
国内でいささか旗色が悪いところを挽回し、
さらには海外にも打って出るための駒になるはずだった
HX250Rの販売や今後の開発に悪影響が出る可能性があり
影響が懸念される。
しかしまあ・・・・アメリカはよくこういう手を使うなぁ
バブルの時も、日本企業に高値で不動産を買わせ
その後バブル崩壊を引き起こさせて、
崩壊後に安値で買い戻すことで、その結果、
合法的に日本から大金を収奪することに成功したが
今回も、EBR株が紙くずになることで、
ヒーローによるEBR株の購入代金も紙くずになった。
(よりあからさまな言い方をすれば、米銀のポケットに
入ったまま返さなくても良くなった)
・・・と、こういうことを言うと
「陰謀論者」のレッテルを張られてしまうが
自分がアメリカ人経営者だったら、念のため、
外資導入は非常に慎重にならざるをえないだろう。
「貸しはがし」による黒字倒産というのは
バブル後の日本でもよく見られたが
会社なんて、いつでも倒産に追い込めるからだ。
EBRの倒産?が「無理もない」ものなのか、
ただのマネーゲームの結果なのか、
判断する情報はないけれど、
いろいろな意味で残念である。
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