さて、この時期、EICMAショーのおかげで
新型バイクの話題に事欠かないが、
ま、その話題はおいておいて、
今日はこんな話題
↓ ↓
世界同時不況から、アメリカの二輪販売は
あまりぱっとした数字を示せていないが
最近はようやく下げ止まり、まあまあの結果を
見せるようになってきた。
アメリカの今年第三四半期の結果が発表になったが、
全体で、前年比0.9%増とわずかに増加。
タイプ別にみてみると、オフロードが
前年比9.4%増(4,796台増)と、一番の好調。
他のカテゴリーも前年比でプラスの結果を残している。
Type 2012 2013 Change %Change
Dual Sport 23,558 25,409 +1,851 +7.9%
Off-Hwy 51,006 55,802 +4,796 +9.4%
On-Hwy 271,859 274,578 +2,719 +1.0%
Scooter 35,362 29,467 -5,895 -16.7%
Total 381,785 385,256 +3,471 +0.9%
(http://blog.motorcycle.com/2013/11/01/industry-news/q3-2013-us-motorcycle-sales-results/)
が、ただ一つの例外がスクーター。
前年比-16.7%、台数でも5,895台の減少となり、
他のカテゴリーで稼いだ台数の6割以上がここで消えた。
その結果が、0.9%増という微増の販売台数となったわけだ。
日本では、こういうタイプ別の統計はあまりないので、
比較することはできないが、250ccクラスにおいても、
最近Ninja250やCBR250Rなどの販売が好調なことや、
50ccの販売台数が長期低迷していることから
スクーターの割合は減っていると推測される。
通勤路でこそ、今でもスクーターをよく見るが、
休日の郊外では、あまり見なくなったように思う。
また、金をかけてカスタムされた250ccスクーターも
みかける頻度が減ったようにも思う。
欧州には、明確にスクーターの市場が存在するし、
途上国では話は別だろうが
日米では、スクーターの勢いは減りつつあると思われる。
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