2013年11月13日水曜日
2015年のために、2014年をドブに捨てた中上
http://itatwagp.com/2013/11/12/motogp-2012/
オイラの知る限り、誰も正面きって言わないけれど、
でも、誰もが思っていることを言葉にすると
今日の表題になるだろう。
すでにご存じのとおり、中上は2014年、
イタルトランスから移籍し、
チームアジアから参戦することを決めた。
イタルトランスは、必ずしも良いチームではない。
Moto2も始まって数年がたち、チームごとに
蓄積したデータの量や質にも差が出てきた。
有力チームのライダーは、豊富なデータと知識の上に
さっさとセッティングの方向性を決められるが、
中小チームのライダーは、全てを自分で行わないといけない。
ノーマークだった富沢が、
いきなり優勝して見せたような下剋上は
2013年の今、もはや起こりえない。
中上が、今年、どうしても優勝を奪えなかったのは
もちろん、ライダー自身の能力不足もあるだろうが、
チームの総合力が、エスパルガロらの所属する
有力チームに及ばなかったため、という点も無視できない。
イタルトランスのレベルがトップではないのは確かだが、
しかし、チームアジアは、イタルトランスよりも
もっとデータの蓄積がない。
希望的観測で、2014年に中上はカレックスで走る?
みたいな書き込みを見かけたが、
たとえ中上がカレックスで走れることになっても、
チームアジアに知見がなければ、まさに絵に描いた餅。
我々としては、2014年の中上は
見て見ぬふりをするしかないだろう。
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