2019年10月24日木曜日

122馬力のショートストロークエンジンのクルーザー?


Inside Indian’s New PowerPlus 108 V-twin
Indian PowerPlus is Here

アメリカ最古のメーカー(だと思う)のインディアンは、
1950年代に倒産後、流れ流れてポラリスに買い取られ、
現在、蘇って活発にバイクを生産しています。

昨今では、ハーレーをかなり食っていて、
米大陸でハーレーの強敵になっているらしい。

ポラリスは、以前、インディアンだけでなく
ヴィクトリーというブランドも立ち上げて
シャシやエンジンを共通化して
インディアン:伝統的デザイン
ヴィクトリー:アバンギャルドなデザイン
という風に住み分けさせていました。

そのヴィクトリーについて
以前、試乗したことがあります。

一言でいえば、渋滞で乗るのは苦痛。

ハーレーと違い、回りたがるエンジンなので
車の後ろでノロノロ走るのは
ただただ苦痛でしかありません。

だというのに、車体は重ったるく
バカでかいクルーザーなので
追い越しやすり抜けも大変。

一般に後発メーカーは「スポーティ」を売りに
従来メーカーとの差別化をすることが多いですが
ヴィクトリー&インディアンも
この路線でハーレーに挑んできました。

そのインディアンが新しく発表した
108キュービックインチエンジンは、
ボア108mm、ストローク96.5mmで、
ショートストローク型の
しかも水冷エンジンで
5800rpmで122馬力を発生させます。

いや、クルーザーなのに
5800rpmも回さないだろ
なんてオイラは思いますが
もしかしたら、ハーレーの苦境を思うと
オイラの感想の方が古いのだろうか?

もしかしたら若者には、
インディアンのような
スポーティなクルーザーの方が
求められているんだろうか?

でも・・・やっぱりクルーザーは
ロングストロークエンジンを
ドロドロ言わせるモノだよなぁ・・・


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