2017年11月13日月曜日

ロレンソに質問が集中した理由を、オイラは死ぬまで理解できないだろう


ITATWAGP:ロレンソ『ドヴィを引っ張るために前を走り続けた』2017バレンシアGP

今日は飲み会でした。
会社の飲み会ってなんですかねぇ・・・

ということで、今日はMotoGP最終戦、
バレンシアGPについて。(の愚痴かなぁ:笑)

レース後の記者会見では
ロレンソが「ドヴィチオーゾを前に出せ」という
チームオーダーを無視した事に
質問が集中したそうです。

 な ん で ?

だって、バレンシアでのドヴィチオーゾは
①そもそも、あれ以上速く走るのは無理だった。
②たとえ、優勝してもマルケスがリタイヤしない限り
 逆転は事実上無理。
という状況でした。

実際、ロレンソというペースメーカーがいなくなった途端
ドヴィチオーゾはコースアウトして
そのままリタイヤしています。

ロレンソが前を譲ったとして
ドヴィチオーゾが優勝争いに加われた可能性は
限りなくゼロですし、
たとえトップに追いついたとしても
「マルケス会計士モード」が発動するだけ。

マルケスが、ザルコを抜こうと無理して
コースアウトしたのだって
ドヴィチオーゾが後方に沈んでるから
ちょっと無理してみたのであって、
状況が違えば、会計士モードで
平然とドヴィチオーゾを前に出したでしょう。

そんなレース、楽しいですか?

バレンシアはドゥカティの日ではなかった。
ただそれだけのことです。

こういう事を平気でしゃべるのは
オイラがチャンピオン争いに冷淡だというのが
理由かもしれません。

オイラが見てるのは
世界最高峰ライダーの本気走りであって
誰がチャンピオンかなんてどうでもいいです。

ほとんどの人間が
「もう今年度は終わった」
と見るのを止めてしまった
ドヴィチオーゾリタイヤの後、
ザルコとペドロサの争いに
手に汗を握った、なんてのは
圧倒的少数派でしょうし・・・・

そもそも、チャンピオンの決め方に
現在の方式が良いかどうか
なんて誰にも判断できません

現在の方式では、優勝かリタイヤか
というライダーには不利に
毎回コンスタントに成績を残すライダーに
有利になるように出来ています。

しかし、優勝回数が一番多い人間を
チャンピオンとする(同一勝利数なら2位の数で決定)
という決め方だって、ルールとしてはあり得ます。

その方式でチャンピオンを決めるとすると
今年度の全日本チャンピオンは中須賀です。

また、バレンシアGPの位置付けも全く異なり
マルケスとドヴィチオーゾ共に6勝なので
全くタイということになっていたはずです。

今年のMoto3のミルのように
あらゆる点から言って最速なライダー
というのがいれば別ですが
普通、そういうライダーはいません。

優勝かリタイヤか、というライダーが
常にコンスタントというライダーに
劣っている、と言い切れますか?

そう考えてしまうオイラは
どうしたってチャンピオン争いには
冷淡になります。

その結果、個々のレースでの
ライダーの本気走りを見るのが醍醐味。
むしろチャンピオン争いのために
会計士モードなんてモノが出てくるのであれば、
そんなシステムは百害あって一利なし!
・・てぇことになるわけです。

そんなオイラが、チャンピオン争いに
注目するには・・・・・

え?お前の興味なんてどうでもいい?

ま、その通りですが
一応、書かせてもらいますと、
1位のポイントのみ
現在の25ポイントから
30ポイント、または35ポイントにする。
(2位のポイントは、現行と同じ
 20ポイントのまま)

現在は1位と2位のポイント差が
わずか5ポイントのみ。

必死に走って優勝を勝ち取っても、
5ポイントって、そりゃないよセリョニータ!

てえことで、酔っぱらいの愚痴でした、、、(^^;;;)

2 件のコメント:

かっしー さんのコメント...

いつも楽しみにしております。

全くの同感でございます。
元々レース前に、ドヴィが総合優勝する可能性が有ったら手伝う「かも」ね。
その程度のホルヘに何故あそこまで譲れと言うのか…。
必要だと本人が思えば、勝手にやるでしょ?

それに、ドゥカの二台がリタイア後に見るのを止めた人。
何が楽しくてレース観戦してるんでしょうか、俄かに理解し難いです。
最後の最後で、全世界がバックフリップを願うヨハンと、全ファンが愛するダニのデッドヒート。
むしろ私は最後にレースファンに与えられたご褒美なんだと思ってました。
あの状態で盛り上がらないとは理解できない…。

しかし、1勝の壁は本当に厚い…。
勝てば世界が変わるのかな、ヨハン。
今後が楽しみだなぁ…。
いやあ、なかなか楽しいシーズンでした。

mos さんのコメント...

かっしー様
コメントありがとうございます。
オイラも、実は隠れペドロサファンです。
え?全然隠れてない?(笑)

ザルコは、2017年モデルも乗りこなし、
来年も有望そうなので、
楽しみが続きますね。