2017年11月22日水曜日

1位を25→35点にしたらどうなるか?


http://www.superbike.jp/index.html

ちょっと前に書きましたが
現在のモーターサイクルレースは
優勝かリタイヤかというライダーには不利に
安定して成績を残すライダーに有利に
できています。

これを、優勝回数でチャンピオンを決める
または、1位の点数をもっと増やす
(たとえば35点にする)
などの方法にすることで、
コンスタントライダーに偏重しすぎた
現在のチャンピオン決定方法を
修正することができる、という話です。

もちろん、今のチャンピオン決定方式にしたのは
優勝の価値を高めすぎた場合、
一か八かで無茶な走りをするライダーが増え
安全性に問題が生じる、という理由はあるでしょう。

でも、やってみたらどうなるか?
特に今年の全日本!

全日本は、GPと違い、
1位と2位の差がさらに小さく
3点しかありません。

これを1位35点、2位20点、3位16点・・・・
という感じに改めてみます。

また、セミ耐久のポイントも
普通のレースと同じとします。

すると・・・

1位 中須賀 182点
2位 高橋  176点
3位 野左根 140点

というランキングになります。

1位のポイントを高くしたので、
当然、中須賀、高橋、野左根が
ランキング上位に来ます。

で、このランキングだったとして
何か違和感があるかと言うと
オイラには全くありません。

参考までに、実際のランキングは、

1位 高橋  199点
2位 津田  190点
3位 渡辺  188点

でした。

1位のポイントを増やす新方式で
チャンピオンを決める場合、
第8戦終了時では

1位 高橋  136点
2位 野左根 119点
3位 中須賀 112点

という順位でした。

鈴鹿でダブルウィンされたら
中須賀に逆転を許す状況ですので
高橋の最終戦のレース戦略も
全く異なってきたでしょう。

会計士モードなんて言ってたら
1レースで大逆転もありうるわけですから。

安全性云々という話はあるでしょうが、
オイラは、こういうチャンピオンシップを
見てみたいと思っていますし、
こっちの方が面白いと思います。

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