2016年11月10日木曜日

ハスクバーナVitpilen 401販売確定



https://goo.gl/FhhLwf

EUの免許事情は、AM、A1、A2、A
の四段階で、日本の免許制度に酷似しています。

AM免許(16歳以上):50cc以下、最高速45Km/h以下
A1免許(16歳以上):125cc以下、最高出力11KW(15馬力)以下
A2免許(18歳以上):最高出力35kW(47.6馬力)以下
A免許(20歳以上): 無制限。A2の免許取得2年後より取得可能

AMが原付免許、A1が小型二輪、A2が中型二輪
Aが大型二輪にほぼ相当しますね。

このEU共通免許は、それまでの
各国独自の免許を統合する目的で
2013年から発効しています。

日本と違うのは、A2は馬力制限であって、
排気量制限ではないため、
ハーレー883がA2免許対応になったおかげで、
欧州では超人気車種・・らしい。

一方、日本の400cc四気筒勢は
馬力規制にひっかかってA2非対応。

この免許制度が決まって以降
A2免許対応のバイクが
一気に増えた感じがあります。

たとえば、ヤマハのYZF-R3だって、
日本人には中途半端に見えますが、
欧州市場にとっての300ccクラスは
A2免許のジャストサイズ。

KTMがDuke390を開発したのも、
この流れにあります。

しかし、このエンジン
前にも書きましたが
どうにもフィーリングが変です。

125cc、200cc、250ccなどが
軽快かつ小排気量の元気さを感じさせるのに、
390ccは、もっさりしたレスポンスで
しかもバイク全体の動きも鈍重で、
小型車のシャシに390ccを積んだ
というイメージとは、
およそかけ離れた印象でした。

オイラが想像するに
クランク重量が異様に重いのでしょう。

690に比べて戦略的な価格設定にしてあり、
良い材質の金属を使えず、
390のトルクに耐えうる強度を確保するため、
重く作らざるを得なかったのか?
などと、勝手な想像は可能ですが、
確かな理由は不明です。

とはいえ、好評らしい390エンジン、
今回のハスクバーナの
新型車も、当然このエンジン。

オイラの個人的見解としては
250ccバージョンも出ないかなぁ・・・
と思いますが、ま、出ないでしょうね。

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