2016年6月6日月曜日
ステンレスメッシュ製オイルフィルターを使ってはいけない
MotoGPカタルニアでは、
例の高性能ミサイルが
今度はロレンソを撃墜しましたね。
これが戦争だったら赫々たる戦果!
ロレンソは「ミサイルが謝ってこない。」
と怒ってますが、ミサイルに「謝れ!」
と言ってるロレンソの方がおかしいです。
とはいえ、現在のバイクとミサイルの混走は
オイラもハラハラしながら見てるので、
怪我人が出る前に見直して、
「ミサイルGP」という新カテゴリーを
早めに立ち上げることを望みますが・・・
・・・・・とまあ、冗談はさておき、
今日はステンレスメッシュフィルターの話。
以前、このブログでも紹介したと思いますが
世の中には「ステンレスメッシュ・オイルフィルター」
なるモノが出回ってます。
一般に35~50μmのメッシュで
オイルをろ過して・・・・云々
ちょっと待て!
35~50μmって、目が粗すぎるだろっ!!!
エンジンの内部のオイルが入り込む隙間
というのは、かなり狭くて
特に昨今の製造精度が向上したエンジンでは
20μm以下なんてのもざら。
だというのに、35~50μmって何?
また、特に悪質なのは以下のサイト
↓ ↓
http://www.guuadg.top/g-bike/1551348-1.html
「紙のフィルターは95μmまでしか捕捉できないが・・・」
ア ホ で す か !?
化学実験で使ったこともあるろ紙を例にとると
グレードにもよりますが1~7μmの粒子まで捕捉可能。
ごく普通の紙、たとえば画用紙だって
紙は紙ですから、似たレベルの粒子まで捕捉できます
もちろん、ごく普通の純正オイルフィルターも
全く同じ「紙」なので
数μmまでの粒子を捕捉できます。
そんなわけでステンレスメッシュフィルターって
全く何も捕捉してないのと同じ!
こういうモノは使わない方が吉です。
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