2015年7月23日木曜日

四輪ですら、まだロボットは人間に劣る

http://diamond.jp/articles/-/74889
http://news.biglobe.ne.jp/economy/0715/dol_150715_6528056892.html

四輪で、運転ロボットにサーキットを走らせ
それと人間のラップタイムを比べる
というデモンストレーションが
カリフォルニアのソノマレースウエイで行われた。

四輪は人間の荷重移動もないし、二輪に比べると、
ロボットによるシミュレーションは、かなり難易度が低い。

また四輪の運転技術は、ポールフレールの時代から
大きく変化しているようには思えないので
プログラム作成者は、ポールフレールを読んで
理解すればよいだけだ。

車両はバンクするわけでもないので、
各種センサーを取り付ければ
車両の状態把握も難しくはない。

しかし、結果は、まだ人間の方が速かった。

もちろん、ロボットの制御技術は日進月歩なので、
近い将来、F1ドライバー並みのロボットが
出現してくる可能性はある。

だが二輪については、日本の自工会主催で
ライダーのデータ蓄積が始まったばかりなので
そもそもプログラマーが参照できるデータが少ないし、
ライダーの乗り方も、ここ20~30年ほどで
大きく変わってきている。

マルケスを負かせるロボットどころか、
我々よりも速いロボットでさえ、
近い将来には登場しそうにない。

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