2012年3月18日日曜日
ナップス幸浦でDucati 848evoに試乗(かなり失望)
今日はナップス幸浦全品10%引きセール。
それと、Ducati&MV AGUSTAの試乗会もやっていました。
MVの試乗車はブルターレだけだったのと、
ちょうど、そのブルターレがガス欠になってしまったので
Ducatiの848にのみ試乗しました。
またがってみると、ものすごく足つきが良い。
短足のオイラでも、とてつもなく余裕。
シート高は830mmと、決して低くないけれど、
シート前端をうまく絞り込んでいるのでしょう。
ハンドルも近くにあって、全く前傾という感じがしない。
走りだしてみましたが、Ducatiの中間排気量SBKとは
思えないほど低速からトルクがあります。
湿式クラッチであることもあり、
いい加減なクラッチミートしても、するすると走り出します。
レースのレギュレーションをあえて無視し
849.4ccの排気量を採用しているので
当然と言えば当然だけど、3000rpmが普通に使えます。
まるでCBR1000RRに乗っているかのような気安さ。
トルクカーブもそれほどヘンテコではなく
ちゃんとアクセルに合わせてトルクが立ち上がり
右手で楽にトルクのコントロールが出来ます。
そして上まで回せば、そこはDucatiのSBKらしく
クォーンと気持ち良く回ります。
充分に速く、そして気楽に乗り回せる。
これでツーリング行け、と言われても
全く苦にならない感じ。
・・・・・が、これでいいのか?Ducati
低速トルクがあり、トルクカーブが素直なのは良いけれど、
その一方で、Ducatiらしい
エンジン自ら回りたがってる様子が希薄。
750ccから+100ccの余裕を、もっぱら低速トルクに
回してしまったような感じです。
これに比べると、以前、竜洋のコースで乗った
GSX-R750の方が、はるかに楽しかった。
あの、切れ味の鋭いナイフのようなエンジンと比べると
まるで848のエンジンはツアラーのそれのよう。
999-749シリーズが世界的な大失敗になり、
Ducatiもいろいろ考えたのだろうけれど、
ユーザーフレンドリーであることを意識するあまり
大事なことを忘れてるような気がする。
848は出られるカテゴリーのレースが無い
だから、扱いやすさを優先したのかもしれない。
が、一応、スーパーバイクを名乗っているのでしょう?
848がツアラーなら、これでいいのだけど、
スーパーバイクとして、本当にこれで良いのか?
乗って見ての感想は
これを買うなら、オイラはGSX-R750を買います。
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