2012年3月24日土曜日

東京モーターサイクルショー

晴れて暖かいという天気予報は大外れ!
寒い雨の一日となった土曜日ですが
いよいよ東京モーターサイクルショーです。


まずは、これ。
バンディッド1250にKATANAのカウルをつけた
KATANA1250S。要するにコスプレ。しかも旅仕様。

オイラも、別にKATANA一筋で来たわけじゃないし
今はKATANAに乗ってませんが、あの乗り味あってのKATANA。
こんなコスプレ&旅仕様なんか見ると、なんだかなぁと、思わされます。


ブリジストンのブースでは、MotoGPマシン&姉ちゃんに
注目が集まってましたが、その後ろにひっそりと
ブリジストン350GTRがっ!


トライアンフの675ですが・・・・


なんとタンクに慣らしプログラムが貼ってある!
こんなもの、最初のうちだけですぐに不要になるだろうに
すぐに剥がせるようになっているのかしらん??


タイガー800。当たり前だけど、でけぇ。
足つき論外なので、オイラの興味範囲ではありません。


ドカのブースではSBKとお姉ちゃんをパチリ。
ドカについては、見る機会も多いしねぇ。
モーターサイクルショーに来ても
いまさら何を見るの?という感じです。(笑)


台湾のSYM。スクーターだけのメーカーかと
思っていたら、250ccの普通のバイクも作っていました。


ビモータDB5R。言わずと知れた空冷Ducatiエンジン搭載の
スポーツバイク。本家DucatiからSSが消えた現在、
これが事実上の空冷ドカってことですね。
ただし、お値段はDucatiSSの2倍。


DB8も展示してます。


逆回転クランクを搭載した注目のMVアグスタF3。


横から見た図


排気管が横出しですね。F4のアップタイプとは違って
これだけでも運動性が違いそうです。


新型ZX-14R。ZZRという名前の方が良かったのに・・・・


ヴェルシス1000を正面から見た図。
気のせいか、かなりデカく見えます。



今回の中で、最低だったのはホンダのブース。
「NC700Xに跨った姿をプロカメラマンが撮影してくれる」
とかいう催しをしていたのだけど、そのため舞台の周辺は完全封鎖。
ただでさえ狭いブースがさらに狭くなり、大混雑。
しかも、バイクの写真を取ろうとしたり、
あるいは人ごみに押されて、うっかり封鎖区域に入りかけようものなら、
無表情のまま係員が有無を言わさず押し出す!

それはまるで、警察の機動隊員がデモの参加者を
押し返す様にも、動物を追いたてる牧場主の様にも思える。

上の写真は、その混雑の中、ようやく撮った写真。
押し合いへしあいなので、かなりブレてる。

CB1100を買って以来、ホンダを少し見直していたのだけど、
動物を追いたてるような、この扱いは何ですかねぇ。
かなり悲しくなりましたよ。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺じゃないけど
なんか、CB1100に対する感情も少し変っちゃいましたよ。
元々、オイラはアンチホンダだったしねぇ・・・・

もちろん、今すぐCB1100を売っ払うつもりはないけど、
CB1100の次のバイクを考える時は
もっと人間味のあるY,S,Kかなぁ・・・


そのホンダブースで、このアニメとのコラボバイクがこれ。
「ワン・オフ」という、田舎に暮らす女子高生が主人公のアニメで
協賛ホンダ、ということになってる。


そんなこんなで、ホンダブースを追われ、ヤマハでみつけたのがこれ。
XJR1300のローポジションシート仕様。これが、すごくしっくりきます。
CB1100の次としては、XJR1300、ダエグ、W800、バンディットなどが
ありますが、XJRが一歩リードか?


ただし、見た目はW800も悪くない。



モトグッチのV7レーサー。鷹さんのバイクだけど色違い。
CB1100の次は、こいつってのもアリかな?


それから、これはヤマハのXTW250。
旅仕様、というよりキャンプ仕様の奴で
すでに雑誌などでご存じとは思います。


言わずと知れた、ボスホス。
ここまでやっちゃうと、「参りました」
としか言えない。




KTMのスーパーバイクRC8R。以前、
「タンクの形が悪い。KTMはロードスポーツのことを
 何も分かっていない」
と、散々にこき下ろしたことがありましたが
最新モデルは、それが改善されました。
これなら普通にサーキットでも乗れそうです。


仮面ライダーのバイク。
ス-パースポーツあり、オートマあり、アメリカンあり
と、全く統一感が無い。颯爽と登場する仮面ライダーが
のんびり・ゆったりと走るアメリカンじゃ、サマにならないのでは?
仮面ライダー自体、いまや子ども番組のメジャーですが、
スタッフたちはバイクのこと分かってるの、と心配になります。


ネットで話題のバイクの霊柩車。
人生の最後をバイクで・・・・って、
自分で運転しないんじゃ、バイクの意味は無いよなぁ
などと考えてしまうオイラは少数派でしょうか?



スペインのリエフ。最近、日本に上陸しました。
スポーツモデルのRS3には4st125ccと2st50ccがあります。
(写真は125ccの方です)
またがってみると、かなりの「やる気モード」

50ccのエンジンは欧州の2stだからさぞかし
・・・と思ったら、わずか4馬力で、見かけ倒し(残念)

いまや、排ガス規制のおかげで、
ハイパワー2stなど、過去のものなのか、
新興メーカーゆえの技術力の無さのせいか?

買うなら125ccでしょうね。


続いてはオイルです。ベリティ。
ここって、安いのが取り柄(笑)
それもそのはず、二輪、四輪共用です。
これってどうなんだろうねぇ??


ここは写真撮り忘れたので、メーカーのサイトから拝借。
パノリンで、スイス・ドゥカティではこれが純正とか。
販売員の方に聞いたのだけど、パノリンは
添加剤に頼らず、オイル本来の性能で勝負しているらしい。

オイラも経験があるし、知識としても知っているけれど
粘度指数向上剤を使ったオイルは、5w-50などと、
ワイドレンジが特徴だけど、すぐにダメになる。
なので、オイラがドカに使うオイルは基本的に
15w-50以上が絶対条件。高温粘度の50番も大事だけど
低温粘度の15wも大事だと考えてきました。

ところがパノリンは、10w-50だけど、
添加剤に頼ってない、丈夫なオイルだと言う。

さらにベースオイルも飽和脂肪酸エステルであるため、
酸化劣化しにくい。

ここで豆知識だけど、魚がすぐに生臭くなるのは
魚油が不飽和脂肪酸で、酸化劣化しやすいから。
一方、牛肉などが生臭くならないのは
動物性脂肪が飽和脂肪酸で、酸化劣化しにくいから。

・・・ま、そのせいで体内に入った時には
   安定性が良すぎて、脂肪細胞に
   蓄積されやすいみたいだけど(笑)

だれか試した人いませんかね?パノリン。


ファイブのグローブ。やはり着け心地は
他のレーシンググローブとは違う。
次のレーシンググローブは、やっぱりここかなぁ?




最後に、残念なお話。
バイクの高速料金に関するアンケートをしてました。
ところが、嫁が行ったところ、
「150ccは高速走れませんよ」
と、女性係員に追いかえされたらしい。
(もちろん正解は126cc以上の軽二輪なら高速を走れる)



どこの団体だろうと思ったら
自工会(日本自動車工業会)ですよ!

嫁を追いかえした係員は、
おそらくバイトだったのだろうとは思います。

でもね、逆にバイクに対する一般の目って
要するに、この程度なんですよね。
そして、自工会はそのことに気が付いてもいない。
中にはバイクは全て30km/h規制だと思ってる輩も
いると聞いたことがあります。

バイクの地位向上の道はかなり険しい
と、逆に考えさせられました。

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