バイクの駆動方式で最も一般的なのはチェーンである。
ただし、これでは頻繁なチェーンメンテが必要になるため、
シャフトドライブ方式も使われているが、
デメリットが大きいため、あくまで少数にとどまっている。
しかし、ここでちょっと考えたことはないだろうか?
チェーンをむき出しにする必要があるのだろうか。
フルカバーのチェーンケースを採用すれば
チェーンメンテの頻度はかなり減らせるのではないか?
チェーンメンテのためには、ワンタッチで
カバーを外せるようにしておけばよい。
フルカバータイプのバイクは、言ってみれば
・ドライブシャフトよりデメリットが少なく
・むき出しチェーンよりメンテ間隔が長い
という、ちょうど両者の中間的な位置にある。
何も、走り優先のスーパースポーツやモトクロッサーまで
フルカバーにしろと言ってるわけではない。
たとえば、デザイン上の理由からモノサスに背を向け
かたくなに二本サスを守っている、
「ジャパニーズ・スタンダード」の大排気量ネイキッドバイク。
モノサスを否定しておいて、今さら、
フルカバーのデメリットがどうの、もないだろう。
その他にも、ツアラーなんかは
フルカバーでもいいんじゃないかと思う。
しかし、今までフルカバーチェーンというのは
あまり見たことが無い。
日本メーカーに限らず、海外メーカーでも採用が無い。
自転車でも、ママチャリ以外は見ないし
レーシングカートなどでも、わざわざ社外品を買わないと無い。
なぜ、フルカバーのチェーンが普及しないか
誰か明確な答えを持っている人はいないだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿