2011年9月2日金曜日

Ducati新型SBKはWSBKのホモロゲを取らないのか?


あくまで未確認情報のようだが、
Ducatiが今度の新型SBK(仮称1199)について
スーパーバイク世界選手権のホモロゲを取得しない
という話である。

現在、WSBKではDucatiだけが二気筒1200ccで参加し
他のメーカー、つまり日本の4社とBMW、アプリリアは
四気筒1000ccで参加している。

しかしながら、今年のチェカの独走は
政治的に少し微妙な空気を醸し出している。

元々、二気筒を1200ccまで認められることになった時も
他のメーカーからかなり強硬な反対があり、
二気筒の車輌規定について、最後まで
ギリギリの綱引きがされたのは記憶に新しい。

しかも、今回が以前と少し違うのが
以前は四気筒マシンといえば日本メーカーだけだったのが、
今やBMWとアプリリアまで加わっているということ。

つまり、「日本メーカーに唯一立ち向かう欧州の雄Ducati」
という構図はもはや成り立たず、「身内」の欧州メーカーからも
「チェカが独走しすぎ(=二気筒の+200ccのハンデなんておかしい!)」
と、攻撃される形になり、来年以降、二気筒マシンに対して
車両規制が強められる可能性があるらしい。

そこで、「そんなに、みんなして苛めるなら、
新型バイクはSBKのホモロゲなんか取らないよ!」
と、Ducatiが逆ギレした・・・ということらしいのだ。

そもそも、気筒数が異なるエンジンを公平に扱うために
排気量のハンデを云々、ということからして難しい。

ス-パーバイク世界選手権の最初に
「二気筒1000cc、四気筒750cc」と決められた時から
二気筒対四気筒の確執は運命づけられていたとも言える。


それとも別の可能性も考えられる。

1199といえば、例のMotoGPで失敗作と言われている
フレームレスシャシを採用している。

もしかしたら、1199をレースに出しても勝てない
と知ったDucatiは、当面のレースを現行の1198のまま戦うことを選択し、
1199については逆ギレしたふりして、ごまかした、
ということも考えられる。

この話、ただの噂なのか、あるいは・・・・・・

Ducati thinking of not homologating the Xtreme for World Superbikes?
http://www.twowheelsblog.com/post/7167/ducati-thinking-of-not-homologating-the-xtreme-for-world-superbikes

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