2016年8月8日月曜日
MotoGP:良いニュース?たぶん悪いニュース・・・・
http://goo.gl/84YYdK
KTMがMoto2に進出するというニュースが
流れています。
といっても、すでに噂段階では
随分前から出回っていた話ですので、
いまさら、興味を引く話題ではないでしょう。
ただし、Moto3のワークスサポートチームの
Aki Ajoと共に、ライダーもビンダ、ルティの2名で、
と、詳細まで決まっているので
いよいよというところでしょう。
Moto2は、エンジン、タイヤをワンメイクに
シャシをカレックスやスッターが供給して
戦力均衡化とコスト削減が図られています。
この試みはかなり成功しているようで
なんとMoto3に参戦するより
Moto2の方がコスト安だという
信じられない現実があります。
これは、Moto2のコスト削減が
上手くいっている、という事だけでなく、
Moto3のコストが異常なほど高すぎる
ということを意味しています。
Moto3のコスト高を招いているのは
もちろん、KTMの存在です。
ホンダが安価な市販レーサーを発表した以外、
どこのメーカーも参入してないMoto3に
KTMはフルワークスで参戦し
コストを完全に度外視して、
高性能マシンを投入し続けました。
そのKTMが、今度はMoto2です。
KTM自身はまだ何も言ってませんが、
次の狙いは、2018年で供給が終了する
ホンダのMoto2エンジンの後釜
とも言われています。
さて、もう一度言いますが
「あの」KTMです。
おそらく、ずいぶん前に開発が止まっている
ホンダのCBR600RRエンジンに比べ
より高回転の新型エンジンを
投入してくるでしょう。
性能アップ自体は悪くはありませんが、
コストの方は大丈夫??
しかも、KTMはエンジンだけでなく
シャシも作って参戦するわけです。
ということは、ワークスがなかったMoto2に、
突如としてファクトリーチームが出現し、
KTMワークスチームでないと
チャンピオンになれない
などという危険性さえ出てきます。
そうなったときに、
Moto2のMoto3化が起こる可能性は高く
参戦チームの減少やレースの面白さを損なう
などの事態が懸念されます。
KTMがMoto2全体の利益を考えて行動するか
・・・というと相当に疑問。
見る気になれない中間クラス
というは避けてほしいのですが・・・
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