2014年1月11日土曜日
ダカールラリー4、5日目:早くもコマの反撃
http://www.honda.co.jp/HRC/racingteam/TeamHRCRally/stage05/
ダカールラリー4日目は、メカニックのサポートが受けられない
マラソンステージとなったが、優勝はシェルコのペドレーロ。
トップのホンダ・バレダは13分遅れの6位。
一方、KTM・コマは3分遅れの3位。
ヤマハのデュスプリはマシントラブルで
約40分のタイムロスを喫し、大きく遅れた。
この結果、前日、2位に13分差をつけて
トップを走っていたバレダは
コマに3分差まで詰め寄られた。
さらにホンダにとって痛かったのは、
2日目優勝のサンダーランドが
マシントラブルでリタイヤに追い込まれたこと。
この流れは翌5日目も続き、
バレダは砂のステージに苦戦して大きく遅れて13位。
この難しいステージですかさず優勝したのはコマ。
コマは、この日タンクからの燃料漏れに苦しんだが
長距離のステージの後半がキャンセルされ、
事なきを得るという幸運にも恵まれた。
その結果、バレダはこの日だけでコマに
44分もの差をつけられ、
総合でもトップを奪われてしまう。
また、HRCに不運はこの日も続き
ゴンサルヴェスは、転倒により
漏れた燃料に引火してマシンが燃えてしまい
リタイヤを余儀なくされた。
チームHRCはこれで2人目のリタイヤとなる。
後方に沈んだとはいえ、バレダをサポートするはずの
チームメイトが、ラリーの前半で
相次いでリタイヤしてしまったのはかなり痛い。
必勝の体制でラリーに臨んだホンダだが、
今年もKTMの厚い壁に跳ね返されることになるのか?
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