2011年7月29日金曜日

SBKはこれでいいのか?


映画「FASTER&FASTER」の冒頭で
ロードレースの世界チャンピオンは
MotoGP、GP250、GP125、SBK、SSとあるが、
その中でも最強とされるのはMotoGPチャンピオンだ
というフレイズが出てくる。

そのこと自体には、特に異論はないけれど、
最近、ちょっとなぁ、と思うことがある。

ここのところ、カピロッシの周辺が騒がしい。
2011年を最後にMotoGPから引退する、と言われており、
すでに引退後のこともいろいろ噂されている。

カピロッシ自身も認めているが
来年、複数のSBKのチームからオファーがあるという。

確かに、今年のSBKは、
芳賀、コーサーらSBK生え抜きのライダーが元気が無く
チェカ、ビアッジ、メランドリといった
MotoGP出身者の活躍が目立っている。
若手の成長も見られるが
まだ、中心的存在にはなっていない。

このような状況で、
多くのチームがカピロッシに注目するのは
ある意味、当然と言えば当然のこと。

とはいえ、SBKの中心選手は
MotoGPを辞めたライダーばかり
というのもどうかと思う。

幸か不幸か、カピロッシはSBKには興味が無いが、
これで、カピロッシがSBKに行って活躍でもしたら
本当にSBKの灯は消えるといっても過言ではない。

この状況を打ち破るのは、芳賀やコーサーの踏ん張り
若手の成長以外にはないが・・・・

Loris Capirossi not interested in World Superbike switch
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2011/July/jul2811-loris-capirossi-not-interested-world-superbike-switch/

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