2017年7月21日金曜日

ハーレーはドゥカティを買わない・・・そしてMotoGPは?


https://www.asphaltandrubber.com/news/bids-ducati/

ロイターによると、いよいよVWグループは
ドゥカティの売却に向けて
入札を受け付け始めたようです。

それによると、噂されていたハーレーは
入札に参加せず、
バジャジ、ロイヤルエンフィールド
といったインドメーカー
ハーレーの競争相手インディアン
を擁するポラリス。

他に、ベネトンが12億ドルで買収する
と、手を上げているとかなんとか。

VWグループによると、15億ユーロで、
という話でしたが
やはり15億ユーロでは買い手がおらず、
少し値段を下げたのでしょうか。

ドゥカティが実際に身売りされることで
影響が出てきそうなのが、MotoGPです。

VWグループの基礎研究の成果を
利用できたこれまでと違い、
今後は、ドゥカティ単独で
エンジンの基礎研究もしないといけません。

VWグループと言えば、
ホンダなんか吹けば飛ぶような
と言っても良いほどの巨大グループ。

MotoGP参戦メーカーの中で
最大のメーカーは?と聞けば、
誰もがホンダと答えるでしょうが
裏にひかえるVWを考えると
実際の最大メーカーは
ドゥカティという言い方もできました。

それが、今後はなくなります。

実際、2016年のドゥカティは
前年度より利益を減らしていますが、
その理由は、研究開発費のため、
とされています。

おそらく、身売りに向けて
VWは基礎研究の成果を
ドゥカティには
渡さなくなってきたのでしょう。

今後のMotoGPにおける
パワー競争を見ていけば
VWの基礎研究の影響が
どの程度あったのか、
それが分かってくるのかもしれません。

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