2019年12月20日金曜日

ヤード・ポンド法

オイラは子供のころ軍事オタクだったので
わりとヤード・ポンドにはなじんでいます。

たとえば、軍艦の大砲は、
基本的にインチサイズです。

なぜインチサイズが主流かというと、
かつて世界を支配していたのは
イギリス海軍だったから。

また、20世紀初めごろの軍縮条約が、
インチサイズで規定されたので
イギリス以外の世界中の艦載砲も
すべてインチサイズに揃えられた、
というのもあります。

例えば、日本では口径20cmの
艦載砲が作られていましたが
軍縮条約では8インチ(20.32cm)
相当とされてしまい、
わずか0.32cmの違いとはいえ、
威力にすると10%近く違う!
と大問題になり、
あわてて改造する騒ぎに(笑)

現在でも、世界を支配するのは
アメリカですから、基本、軍事関係は
ヤード・ポンド法が中心。

ライフル銃の口径が
7.62mmなんて言ってるのも
0.3インチと言った方が
煩わしくはないかもしれません。

バイクでいえば、
ハーレー、インディアンが
排気量をキュービックインチで
表現していますね。

1キュービックインチは
約16.4ccなので
100キュービックインチなら
約1640ccということになります。


なんでこんな話をしたかというと
このエアゲージが原因。

我が家に転がってる
エアゲージの一つで、
通販で安かったので買いましたが
アメリカからの輸入品らしく
圧力がpsiで目盛られています。

kPa目盛りも一応ありますが
目盛りが細かいのはpsiの方。

我が家でもこんなところに
ヤード・ポンドが(笑)

エアゲージは他に2個持ってるので、
こいつは無くしてもよい時用です。

にしても使いにくいよね・・・

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