2017年4月16日日曜日
(熊本地震を言い訳に)全く冴えない新型CBR
https://goo.gl/KNCjfT
せっかくモデルチェンジしたホンダCBRが
レースでまったく冴えません。
そもそも、軽量化と電子制御以外は
旧型のマイナーチェンジと言ってよく、
全面的に見直したR1やGSX-Rと比べると、
どうしたって見劣りする上に
熊本地震の影響で、
キットパーツの開発も遅れています。
そのせいで、WSBKでは、
テンケイトチームが大苦戦。
旧型で戦っていた昨年よりも
成績が下というのですから、
何をかいわんや・・・です。
また、もうすぐ始まるJSBでも
ハルクプロは、旧型と新型のハイブリッドで
テストに参加していて、開発の遅れは明らか。
世界耐久でも、TSRは八耐まで
新型の投入を見送っており
こちらも旧型でレース参加中。
噂ではV4マシンを投入するとの話ですが
今のところ、早くても2019年で
あと2年はCBRで戦わないといけません。
ホンダにしてみれば、
「キットパーツさえ開発しておけば
ベースはこの程度でも勝てるさ!」
と高をくくっていたところ、
そこに予想外の熊本地震が!
・・・ということなんでしょうか?
さて・・・新型を期待してSBKに転向した
2006年チャンピオン、ニッキー・ヘイデンは
この状況に何を思うのでしょう?
熊本地震を言い訳にできるのも
今年前半くらいまでだと思いますが・・・
☆2017.4.17追記
気になる反応があったので、
念のため追記します。
ここで問題にしているのは、
(熊本地震なんてたいしたことない
と言ってるわけではなく)
ホンダがCBR1000RRの開発において
「コンビニからサーキットまで」
をキャッチフレーズにしており、
というかそれを重視しすぎて
「サーキット走る人はキットパーツ組んでね」
としている点です。
しかも、ベースモデルの戦闘力が高いほど
キットパーツを組んだあとの実力だって
高いことが期待されますが、
そこを「この程度で大丈夫!」
と考えているとしか思えない事。
その結果、「金持ちでないとホンダでレースできない」
と揶揄される結果を招いてしまっています。
特に、今回のモデルチェンジは
他社が本気モデルをぶつけてくる中
旧型のマイナーチェンジ版。
キットパーツなしでは
他社SSへの対抗は難しいでしょう。
そういう部分が、地震のために
全部メッキがはがれてしまった、と言えます。
もし、被害を受けたのが他社工場だった場合、
今年のホンダほどのことにはならなかったはず。
噂によると、このあと「本気のV4モデル」
を出すので、それまでの2年間の繋ぎと聞いてますが、
たとえV4が出るまでの繋ぎにしても
2年はこのバイクで戦うライダーがいます。
というか、V4モデルでさえも、
「サーキット走る人はキットパーツ組んでね」
じゃないよねぇ・・・ホンダさん
まさかと思うけど、大丈夫かな・・・と思ってしまいます。
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1 件のコメント:
こんにちは。 ホンダ本社はWSBKにはバイク供給するだけでノータッチでホンダヨーロッパが主導してます。 ヘイデン ブラドルが苦戦してるのはエンジンチューンとECUがコスワースが担当してるので新型に合わせられてないからです。
熊本地震は関係ないはずです。
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