シャープペンシル、略してシャーペンは
さほど新しい筆記用具ではありません。
世界初のシャープペンシルは、少なくとも
18世紀には発明されていた、ということです。
が、しかし、日本で一般化したのは
1970年代以降でしょう。
オイラが小学校に入学した当時、
シャーペンはまだ一般的なものではありません。
オイラも、まだその存在を知りませんでした。
子供たちの間にシャーペンが普及しはじめたのは
5年生ぐらいのことだと思います。
クラスの何人かがシャーペンを使いだし、
それから徐々に広まっていきました。
が、しかし、当時のシャーペンは
子供の小遣いで買うにはちょっと高価で
オイラも、長いこと親にねだって
ようやく買ってもらった覚えがあります。
それだけに、子供にとっては超貴重品なので
ものすごく大事にしました。
また、メカメカしいので、男の子の感性にはぴったり。
その点からも、得意満面で使っていたものです
それが、どんどん普及するにしたがって
ついには100円ショップで取り扱われるものになり
「高級品」でもなんでもなくなります。
デザインも、金属製のものから
プラスチックのいかにも安っぽいものに・・・
まあ、この流れはシャーペンだけでなく
ボールペンも同じです。
そもそも、昨今はPCの発達で
そもそも字を書くということが
昔より稀になってきて、
筆記用具自体が絶滅危惧種になる日も
そう遠い話ではないかもしれません。
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