2021年4月13日火曜日

アコスタの快走はMoto3のためにならない、という主張

 https://www.asphaltandrubber.com/motogp/moto3-pit-lane-start-penalty-analysis-motomatters/
 
A&Rの記事です。
 
アコスタの快走は見事だったが、
ピットレーンからスタートした選手の
多くが先行集団に追いついたことで、
Moto3において、ピットレーンスタートは
たいしたペナルティになっていない
と結論付けています。
 
ピットレーン組が先行集団に
追いつけた理由はセクター1にあり
ホームストレートでスリップから出て
何台もが1コーナーの進入で並び
それゆえ突っ込み勝負となってしまい、
先行集団はセクター1のタイムを
大幅に失ったため、ということです。
 
一方、後方集団はそこまで台数がなく
極端な突っ込み勝負にはならず、
そのため、タイムを失わないで済む。
 
この理由は、必ずしもドーハのみに
当てはまることではなく、
多くのサーキットで似た影響があり、
今後も繰り返される可能性がある
とのことです。
 
問題はアコスタが勝った云々ではなく
ピットレーンスタートが
たいしたペナルティとして働かなくなり
予選での危険走行(後続を待つために
極端なスロー走行を行う行為)が
全くなくならないであろうこと、
それを著者は危惧しています。
 
その意味で、アコスタの快走は
Moto3のためにならない。
 
著者はピットレーンスタートに加えて
タイムペナルティを何秒か課すことで
ペナルティの有効化が図れるのでは?
と結論していますが、まあ、どうでしょう?
 
もうスーパーポール方式にして
1台ずつ走らせるくらいしないと
こういう危険走行はなくならないように
思いますが・・・・・
 

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