2017年1月22日日曜日

DucatiのV4エンジンSBK


https://goo.gl/JEQHq8

ここ二日ほど、この話題で騒然
という感じですね。

ずっと噂になっていましたが、
ドゥカティV4エンジンのSBKが
とうとう姿を現すことになるようです。

ドゥカティがバイク作りを始めて以来
ずっとLツイン(90度V2)エンジンを
作っていたわけではありません。

戦後すぐは、当時の他イタリアンメーカー同様
単気筒の軽量バイクを得意としてきました。

しかし、戦争の混乱から回復して
二輪から四輪へのモーダルシフトが始まり
国内だけでは食べていけなくなって
大市場の米国を意識せざるを得なくなってから
シングルを捨て、二気筒に活路を見出していきます。

そういう意味では、いまさら二気筒がどうの
なんてことを言いだしたら、
古くからのイタ車ファンからは
「アホか!」と言われるのがオチではあります。

とはいえ、単気筒のドゥカティは
華々しい戦績を挙げたかというと、
・・実はそれほどではありません。

しかし、SBKが始まって以来のドゥカティは
シリーズの中心的存在になった
といっても、過言ではないでしょう。

もちろん、四気筒エンジンの
小型化・高出力化の速度は凄まじく
もはや二気筒エンジンには
スポーツエンジンとしての未来はない
という主張も分からなくはありません。

オイラだって、6年前に
こんなことを書いていますし・・・
  ↓   ↓   ↓
SBK:チェカはいつまで勝てるか?

VWグループの一員になって
ドゥカティにはグループの顔として
レースには勝て、という圧力が
今まで以上にのしかかってもいるのでしょう。

まったく・・・だからアウディに買収されたとき
いやな予感がしたんだよなぁ・・・

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